1月は一年のうちに三回開催される英語検定、いわゆる英検®の開催される月で、1月の筆記試験に合格すると翌2月には面接試験があります。
ゲストハウス庵(いおり)大阪 の英会話レッスンの受講生のうち数人も、この1月に英検を受験し、そのうち二人は2月の二次面接試験を受験しました。
厳密には、その二人のうちのひとりはそれより前の英検で筆記試験に合格していたのですが、二次面接はこの2月の受験となりました。
その子は小学二年生!
もう一人は小学五年生!
小学二年生の子のレッスンでは、英検2級のリスニングのスクリプトを使った会話練習などを行ってきていましたが、特に面接対策となるような内容のレッスンはしていませんでした。しかし、二次面接を受験して、晴れて合格したとのことでした!Hinakiちゃん、スゴイ!!😆
一方の小学五年生の女の子は、英検準2級を合格していて、2級を目指しているとのことでしたが、まだまだ準2級レベルの語彙力や文章読解力、構文力などが必要だったので、レッスンでは準2級レベルの内容に取り組んできました。
英単語の意味を英語の説明文で把握することや、文章問題を解く手順を伝授したりするレッスンを通して、語彙や文章の難易度は準2級レベルのものでしたが、2級にも通じるコツとなったのでしょうか、その子もこの1月の英検2級筆記試験に合格しました。
そうなると今度は2月に2級の面接があります。
この子の実力を底上げすべく、それまで準2級レベルの内容の問題を扱っていて、2級のものは扱っていませんでした。
そんな中、2級の面接を受けることになったのです。
それを受けて、お母様からのご要望で面接対策レッスンとしてレッスン回数を追加されました。
1回目の面接対策レッスンでは、文章の音読とそれに関する質問がなされる一問目、3つの絵をストーリー仕立てで表現する二問目、そして自分の意見が問われる三問目と四問目の全てに苦戦しました。
英検受験生の多くが、これらの問題の後半の、自分の意見を述べる問題に苦戦します。
一方、一問目の質問にどう答えたらいいか、二問目ではどういう風にストーリーを構築すればいいか、という前半の問題はどちらもコツがあるので、毎回のレッスンでまず前半の二問を克服できるように練習を重ねました。
その結果、この子は、回を重ねるごとにそれらの問題の答えができるようになり、特に二問目のストーリーを作るのがとても上手になりました。
さて、問題は後半の二問の、自分の意見を述べる問題です。
これらは、問われる問題自体が難しい内容であったり、賛成・反対を決めにくかったり、賛成・反対のどちらかを表明してもその理由を2つ述べにくかったりという難しさがあります。それは、英語では表現できないのか、日本語であっても考えが思いつかないのか、それによっても対策が分かれますが、特に小学生の子供たちにとってはしっかりとふたつの理由を添えて賛成・反対を表明するのは難しいもの。ことに2級では、環境問題やリモートワークなど社会問題などが取り上げられるので、日本語で聞かれても答えるのが難しいものが多いです。
レッスンでは、自分の意見が出ない、または言えないために沈痛なレッスンとなりましたが、理由が思い当たらなかったときにはこれを理由にしろ、という大きなアドバイス、そして、賛成・反対を決めにくい場合はこうしろ、という裏ワザも伝授しました。
これらのアドバイスを元に、最後の面接対策レッスンでは、しっかりと受け答えができていました!本人もそれを実感したようで、明るい雰囲気で面接対策レッスンを終えることができました。
そして、結果発表を待つこと数週間。
晴れて合格との連絡をいただきました~!!👏
Yuiちゃん、おめでとう!!😆
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