ある日、ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、三人のお一人様が同じ日にチェックインされました!
同じ日にチェックイン、そして三人とも数日間の連泊。もしかしたら、と思って出迎えてみると、やはり三人とも大阪芸術大学のスクーリングでお越しでした。🤗
一人は沖縄うるま市から。現役大学生で、当館滞在中の普段着は大学か高校のものと思われるジャージ姿で、フルネームの刺繍入りでした。🤗
大阪芸術大学では音楽を専攻し、自分で作曲もしているというこの女性、ガレージバンドで録音したというオリジナル曲を聴かせてくれました。Lo-fiな感じのメロウなインストゥルメンタル・ナンバーで、沖縄を感じさせる曲というよりは夜のしじまといった感じでした。
チェックインのときにとても暑がっていて、「沖縄より大阪の方が暑いです…。💦」とのことでした。
うるま市というのは沖縄本島のちょうど中央に位置し、その中でも海に近いところにお住まいだそうです!😍
「沖縄の訛りがかわいらしいですね。」と私が言うと、彼女は、
「訛ってないです。」と、返しましたが、それ自体が訛っていました。🤗
もう一人は北海道から来られた40代女性。
この方は音楽の先生をされている方で、ドイツに音楽留学もされていたそうです!
また、ピアノの公演でイタリアやウクライナにも行ったことがあるそうです!!
この方も、やはり、大阪の夏の暑さにまいっていました。
朝、大阪芸術大学へと当館を出るときに「なんだ、これは⁉」とか「えい!!」と言って外の世界へと飛び込んで行っていました。🔥
また、「こっちは目的地が遠くから見えなくて困る。」とのこと。
「北海道だったら、目的地が遠くからでも見えてるんです。なので、その目的地に向かって進めば着くんです。」と語ってくださいました。🤗
もう一人は佐賀県から来られた男性。
この方も専攻は音楽で、これまでトランペットやサックスをされてこられたそうです!
トランペットやサックスでこの方がやってきた音楽はマーチングバンドで、
マーチングバンドの大会に参加するためにアメリカに行ったこともあるそうです!✊
大阪芸術大学のスクーリング受講生の方々は年に何回かキャンパスに行くようで、当館にも何回か来られる方が多くおられますが、この佐賀の男性は、しかし、すでに次回のスクーリングのときの宿泊は別の宿泊施設を予約しているとのことでした。
「ここ(当館)より安いところだったんですよ~。」と彼。
「『さいじょう』、ですか?」と続けます。
「『さいじょう』!?」と私。
頭の中で当てはまる漢字を探して、すぐに思い当たりました。
「それ、『にしなり』ですね!」
どうやら彼は、大阪市内、西成に次の宿を取ったようです。しかも、10泊だそうです。
その後、夏の間に沖縄の女性と北海道の女性はふたたび当館に来られ、ふたたび連泊されました。北海道の女性は、昨今の米騒動や台風騒動にヤキモキし、「北海道にはあまり台風が来ないので心配です~。」と言われていました。
沖縄の女性は、二回目のチェックアウトのときに、「次は少し空いて、冬に来ます~。」とのことでしたので、「冬は寒いですよ~。」と私が言うと、「(沖縄に比べて)暑いし寒いですね!」と言い残して去っていきました。🤗
またお越しください~!
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