ピンポーンとインターフォンが鳴って、事前に ゲストハウス庵(いおり)大阪 にネット予約されていた方が到着されました!
ドアを開けてみると、スポーティーな服装でバックパックを背負った初老の男性が、新聞紙に何かくるんだものを持って立っていました。
「予約した○○です。」と言われた次に、
「大蔵屋さんからコスモスをお渡しするよう預かりました。」と、その新聞紙にくるんだものを手渡されました。
インターネットで予約された、初めてゲストハウス庵に宿泊に来られる方でしたが、その日、羽曳野市の応神天皇陵古墳でコスモス摘み放題イベントをやっていて、そこに行ってきたとのこと。そこでこの男性がお話しされた方の中に羽曳野市古市で埴輪作り体験を提供されていて、普段から古墳や埴輪グッズを販売されている大蔵屋さんがあったそうです。
大蔵屋さんには去る2019年に私も行ったことがあり、ゲストハウス庵のリーフレットを置かせていただいたり、2020年の1月には当館に宿泊されたタイ人ファミリーを大蔵屋さんの埴輪作り体験にご案内したこともありました。
コスモス摘みでの会話の中で、「今晩、ゲストハウスに泊まる」とお話しされたらしく、すると大蔵屋さんは「ゲストハウス庵さんですか?」と聞かれたそうです!!😆
そうして、ゲストハウス庵にコスモスを届けてくれるよう託されたそうですが、
この方にとっても、初めて泊まる所に対する不安感が払拭されたそうでよかったです。☺
この方がチェックインされた時にはゲストハウス庵のラウンジで恵我之荘の小学生の双子の女の子の英会話レッスンの最中でした。レッスンが終わったあと、このお方は女の子たちに話しかけてくださり、双子ちゃんたちは普段と違って緊張しておとなしく返事するだけでしたが、帰り際に「優しく話しかけてくれて嬉しかった」と私に教えてくれました。☺
さて、このお方についてですが、大阪府堺市の大仙古墳のそばにお住まいで、この日は堺から走って羽曳野・藤井寺にお越しになったというタフな方です!!!
堺から大阪市内、南河内、はたまた峠を越えて奈良や京都までも走りまくる60代男性です!
しかも、地元・堺の少年サッカー・チームのコーチ兼審判をされているそうで、この日、走って帰宅しないで当館に投宿されたのは、翌日、当館の近くのグラウンドでサッカーの練習試合があり、そこで審判を務めるという任務があったからだそうです。
そのグラウンドまでは、もちろん、走っていくそうです!
さて、この方がこうして走りまくることになったのは約25年前にさかのぼるそうです。
40歳のときに膝を痛めて手術を受けたそうで、その後、リハビリのために走るようになったのがきっかけだったとのこと。それが逆にバネになり、長距離でも乗り物に乗らないで自分の足で走っていくようになったそうです!
このお方のバックパックには大きめの字でメッセージが書いてあって、一言目には
「おそくてごめんね。」
と書いてありました。
それを背負って走っているそうですが、信号待ちなどで止まっているときにはそのメッセージを目にした人から声をかけられることが多いそうです。
みなさんもこの方を見かけたら声をかけてみてください!
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大蔵屋さんのWebサイト
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