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地学の先生

  • 執筆者の写真: GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA
    GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA
  • 2020年7月13日
  • 読了時間: 2分

ゲストハウス庵(いおり)大阪 に和歌山から20代男性が来られました!

今現在は無職という彼、ゲストハウス庵に投宿されたのは大阪府の教員採用試験を受けるためでした。試験会場は大阪府松原市生野高校で、当ゲストハウスの近くです。生野高校というと、今その活躍ぶりが大いに注目と人気を集めている大阪府の吉村洋文知事が通われた高校です。はるばる河内長野から近鉄電車で松原まで通学されていたそうです。

さて、この和歌山のゲストさんは、若いながらもコミュニケーション能力が高く、チェックイン後すぐに打ち解けることができました。なんでも、今年の三月まで和歌山の小学校で教員をされていたそうで、もともと自分が好きで得意な分野である地学に専念したいとの思いから、高校の教師を目指して退職し、今、教員採用試験を受験するとのことでした。

しかも、その今まで赴任先だった小学校が、とても荒れた学校だったそうで、新卒で赴任した彼にはとても厳しい状況だったそうです。それでも二年間 務めて、今年三月、新型コロナウイルスの影響でまともな終業式やお別れもないまま退職されるとき、担当の生徒さんたちからお手紙をたくさんもらったと語っておいででした。

そしてこのたび、地学の先生になるために高校に土俵を変えるというのですが、なぜ和歌山ではなく大阪なのか、という点で、おもしろいことを教えてくれました。地学を扱っている高校と扱っていない高校があるそうです!私が通った高校には確か、地学があったので、地学がない高校があるということが衝撃でした。さらに、彼曰く、地学を教えている高校は「いい学校」だということです。これは、偏差値が高いとか、荒れていないとか、そういった総合的な意味でしょうか。なので、このたびの採用試験に合格した場合、大阪府内のどこかの高校に配属になるわけですが、地学の先生としての配属先は数が限られているし、荒れた高校ではないということがすでに分かっていると語ってくれました!

自信を持って試験会場へと向かった彼、その後 試験結果はどうなったでしょうか⁉ Good luck!!


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