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名前が4つ。

執筆者の写真: GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKAGUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

更新日:2020年9月19日

前回のブログ記事ではスウェーデンの男性ゲストさんについて書きましたが、無事に西国三十三所巡りの全行程を終えたそうです!しかも、御朱印の巻物は、表装されてスウェーデンの彼の家に郵送されるそうです!大事な巻物を自分で持って移動しなくて済みますね!


前回のブログ記事では、主に歴史について書きましたが、今回は彼の名前について。

以前、タイや韓国のゲストさんの名前について書いたことがありました。その時は、タイや韓国では女性は結婚後も自分の苗字を保つことが新鮮だったと書きました。

このたびのスウェーデンの彼は、名前が4つありました。

多くの日本人は、苗字と下の名前と、名前が2つありますね。

彼には、ファースト・ネーム、ミドル・ネーム、そしてラスト・ネームというか苗字というかが2つあったのです。聞いてみると、それぞれお母さんの苗字とお父さんの苗字とのこと。なるほど、スペイン語圏みたい、と瞬時に思いました。スペイン語圏では、結婚するまではお母さんの苗字とお父さんの苗字を両方保つので、それとファースト・ネームで3つ、ミドル・ネームもあれば4つ、名前を有するというわけです。例えば、画家のピカソはどういう経緯なのかは知りませんが、名前がいくつもいくつもありますね。一体いくつあるのでしょう。

しかし、「スペイン語と同じだね?」と私が言うと、彼は「違う」と返しました。

ひとつがお母さんの苗字、もう一つがお父さんの苗字であることはスペイン語のそれと同じですが、彼の場合、お父さんとお母さんが結婚していないから苗字が違うという理由でした!!そして、スウェーデンでは、結婚しないで一緒に暮らしたり子供を産んで育てたりするのは普通だそうです!さすがスウェーデン!さすが北欧!そもそも結婚という制度自体に疑問を持っている私にはとてもスッと入ってくるお話でした。結婚してもいいし結婚しないで一緒にくらしてもいい。個人個人の自由意思を尊重しているように思えました。


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