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児童発達支援センターのオンライン・レッスン

執筆者の写真: GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKAGUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

更新日:2023年2月25日

ゲストハウス庵では、対面レッスンとオンライン・レッスンの両方で英会話レッスンを提供していますが、基本的にはどちらのレッスンも教師と生徒さんが一対一のマンツーマンレッスンです。兄弟姉妹で一緒に受講されている例を除いては、一人一人のレベルや性格、目指す英語力に即した内容を提供できる点において、個別指導が当館の英会話レッスンのメリットのひとつと言えます。


そんな中、ひとつだけ大きな例外があり、大人数の子供たちを対象としたレッスンをオンラインで担当しています。

広島県広島市西区庚午の児童発達支援センター、エポック幼稚舎の園長先生が以前から当館のオンライン英会話レッスンを受講されていて、その方の、幼児の頃から英語に触れさせたいとの方針で、約一年前にお話をいただきました。

そして、去年の春にエポック幼稚舎さんのプログラムの一環として、当館のオンライン英会話レッスンがスタートしました。


3歳児のクラスと4,5歳児のクラスとがあり、みんな自閉症スペクトラム障害を持っている子供たちです。

よくオンライン・ミーティングで見かける、パソコン画面上の区分けされたスペースに参加者全員の顔が写る形式ではなく、支援センターの教室全体が映し出された画面に着席した子供たちがいて、クラス全体に対して私が指示を出したりアルファベットのカードを見せたりするというもので、その教室のみんなには、教室のスクリーンに私が大きく写っているようです。


レッスンの始めには毎回、子供たちが画面越しに手を振ってくれます。

ある程度の人数の子供たちが同時に受講されているので、数名のエポックのスタッフさんがアシストについてくださっています。👐

アルファベットのプリントの色塗りやノートに大文字や小文字のアルファベットを書く練習の際には、「できた~!!」という声が数人から聞こえてきます。中には、画面越しに私に見せようとプリントを高々と上げてくれる子もいます!🤗


英語に触れること自体が初めてということなので、Aから順にアルファベットを一つ一つ紹介して、子供たちもそれを声に出して言って書いてということをやると同時に、毎回、レッスンの始めにはABCソングを、そしてレッスンの終わりには単語ごとの意味は分からなくてもいいので音と振り付けを身体で関連付けてほしいとの思いで 'Open, Shut Them' という曲を動画で流して、みんなには「踊ろう!」と言って身体を動かしてもらっています。


毎回同じ始まりと終わりにすることで、その内容を刷り込みできればと思っているのですが、それらの歌のコーナー以外のアクティビティとして、数字で1から7まで英語で言うということもやっています。

このアクティビティが、ここのところ4,5歳児はスムーズにできてきているのですが、3歳児のみんなが言えたり言えなかったり…。

集中力の持続の問題もあるかと思いますが、まだまだ定着するのは難しいのかな…と思っていたところ、園長先生から嬉しいお話しを聞きました。

先日、支援センターで発表会があったそうで、そこで3歳児のみんなが英語でカードの単語を言うなどの発表をしたそうです!

とても綺麗な発音で英単語が言えていた、と、普段、園児のオンライン・レッスンを監修されていない園長先生が感心されていました~👏

まだ普段のレッスンではそれぞれのアルファベットを新しい題材として扱っている段階で、あまり単語を練習するに至っていなかったので、これは私にとって寝耳に水の驚きでした!😲


私のオンライン・レッスンの成果なのか、そうではないのか、分かりません。😅

ひとつ言えることは、この子供たちの将来は明るいということですね!👐

今後が楽しみです!!👍


エポック幼稚舎:




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