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チェックアウト後に「再見」した台湾の女性

執筆者の写真: GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKAGUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、台湾の女性が宿泊されました!

初めて日本に来たこの女性、今回は台湾で知り合った日本人男性のツテで関西を巡る旅行に来られました。

台湾では中国語の先生をされているそうで、この知り合いの日本人男性もかつて台湾で中国語レッスンを担当していた生徒さんだそうです。

その日本人男性は神戸の方だそうですが、この台湾人女性の関西旅行の初日はその男性の案内で大阪市内を観光してまわったそうです。大阪市内の観光に出る前に、午前中のうちに当館にチェックインされて、大きいバックパックを置いて軽装で出発されました。

出発前に英語で「お城に行きたい。」と言うので、大阪城のことかと思ったのですが、英語でのやり取りの中でその名前だけを彼女が中国語で言うその音がどうもに「大阪城」には聞こえません。そこで、その「お城」の名前を漢字で紙に書いてもらいました。中国語圏の人とはこういったやり取りができます。


そこで、彼女が紙に書いたのは、「通天閣」でした。


なるほど…。

「閣」という漢字がタワーよりお城に近いイメージなのでしょうか。

私は「これはお城ではなくタワーだよ。」とお伝えしました。


その夜、大阪市内観光から彼女が帰ってきたときに、当館に長期滞在されている宮城県出身の大学生の男性が当館のラウンジで作業をしていました。

この男性は以前、台湾に留学していたので、私がお二人を紹介したところ、台湾人女性の方は早口な中国語でいろいろと話しかけます。

一方の日本人男性の方は、「え~っと、なんだったっけな~。」と日本語でつぶやきながら、そして体全体をくねくね回転させながら、中国語で返す言葉を思い出そうとしているような感じでしたが、そのうち返答できる質問に当たったのか、スラっと中国語で返すこともあり感心しました。👏


翌朝、チェックアウトのときに、その日は特に誰と会う予定もないので一人で奈良に行こうと思っていると言っていましたが、前の夜に私がリーフレットなどをお見せして藤井寺の古墳や神社仏閣をご紹介したのを受けて、それらを見て回ってから奈良に行くと予定を変更していました。

そこで、藤井寺観光をするのならと、バックパックを当館に置いて出て、後で取りに来ることを提案しました。すると、「そうしていいのなら」と彼女。「夕方に戻ってくる。」と言います。当館最寄りの津堂城山古墳と葛井寺と辛国神社を見ても2時間もかかりません。なぜ夕方と言ったのか分かりませんでしたが、藤井寺の町自体にとてもいい印象を抱いたというのを前日のチェックインのときから話してくれていたので特に指摘もせずにいました。


数時間後、彼女からメールが。

「今、奈良にいる」との内容でした…。


なんと…。


奈良に移動する前に藤井寺の古墳やお寺などを少し見て回る間のために、荷物を当館に置いていくことを提案したのですが、なんと、彼女はすでに奈良を訪れているというのです。大阪市内を中心として、兵庫、京都、奈良には電車のネットワークが発達していてアクセスが便利であるとはいえ、奈良まで行ったのに荷物を取りに帰るためだけに大阪府藤井寺の当館まで戻らなければならないのです…。


はたして、彼女が当館に戻ってきたのはすでに日が暮れたあとでした。

奈良公園、そして東大寺へ行き、たくさん人がいて、たくさん歩いて、疲れた、とのこと。

しかも、その夜に泊まる宿を決めていないというので、当館にもう一泊することに。😉

藤井寺の古墳やお寺は見て回ったのかと聞くと、なんと、見ていないとの答えが!😱

藤井寺を散策してから奈良に行ったものとばかり思っていたのですが、気が変わって、当館を出たその足で奈良に向かったとのことでした。

「じゃあ、明日の朝、古墳とお寺に行く?」と聞くと、

「明日は朝早くに出て神戸に行く。」とのこと。

そこで、その夜のうちに藤井寺を散策することに。


当館最寄りの串カツ屋さん「えびす亭」で晩ご飯を食べて、すでに閉門している葛井寺の門を見て、そのすぐそばの辛国神社の参道を歩き、最後に藤井寺温泉に行ってきたとのことでした。♨

ちなみに、「えびす亭」で食べた串カツは、前日に新世界で食べたものよりも美味しかったそうです!🤗

藤井寺温泉は「温泉」という名の銭湯ですが、台湾では温泉はあっても銭湯はないらしく、また、水着を着ないで入る公衆浴場もないらしく、新鮮な経験だったそうです。初めての銭湯だけど、その場に居合わせたおばちゃんがいろいろ教えてくれたそうです。🤗


当館に戻ってからは、私と音楽の話で盛り上がり、宇多田ヒカルやジブリの曲などいろいろ日本の曲を知っていると話してくれました。安室奈美恵と台湾の女性歌手が共演した曲も教えてくれました。

私も、台湾のJay Chouの「夜曲」という曲を以前から知っていたのですが中国語の曲は歌えないのでギターでコードを弾いてみたりしました。🎸


翌日チェックアウトして、それからは神戸、京都と回る予定とのこと。

楽しんでください! 再見!!👋





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