ある夜、ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、アメリカ人男性とドイツ人男性と日本人女性が宿泊されました!
アメリカ人男性は、カリフォルニア南部のコロナという町の出身だそうで、町の中心部にサークル(円形)を描く道路があるのが特徴らしく、Googleマップで見てみると確かに大きな円形の道路が見て取れます。この小さな町には、なんと、ギター・メーカーのフェンダーの本社があるそうです!また、スラッシュ・メタル・バンドのスレイヤーのギタリストがこの町の出身らしく、ゲストさん曰く「俺の友達はみんなどこかで彼を見かけたことがあるよ。」とのこと。街のどこかでスレイヤーのギタリストを見かけるとは、エモいですね~🎸
また、彼はゲストハウス庵の二階客室に貼ってある写真に言及し、「あれは君が撮ったの?」と私に聞いてくれました。「俺もああいう感じの写真が好きなんだよ。」と、彼が日本と香港で撮った写真を見せてくれました。なんと、彼の写真は現像されているもので、いわゆる「写真」でした。写真の右下部分に日付も印字されており、
「日付を付ける派なんだね?😎」と聞くと、
「今、言われて日付があるのに気づいたよ。」との返答が。😅
彼が日本で撮った写真はどれも観光名所とはかけ離れた日常的な風景で、日本に住む日本人が見たらなんとも思わないような、そこら辺の風景を切り取ったような構図でした。
実際、彼は「日本の田舎が好きだ」と言いました。都会よりも郊外の方がいいと。
大阪市内の宿が取れなかったからゲストハウス庵に来たというゲストさんは日本人の方でも外国人の方でもおられますが、このアメリカ人男性は観光地ではない大阪を求めて当館にやってきたと語ってくれました。🤗
同じ日にチェックインしたドイツ人男性は、とても気さくな笑顔の方で、チェックイン・フォームの職業編に彼が記入したのは 'Ph.D' 。「博士号」とのことで、何の研究をしているのかと聞いてみると、「発電エネルギー」だそうです。実に重要な研究ですね。
「ドイツでは、2011年のフクシマを機に原子力発電をやめて風力発電などに切り替えているよ。」と語ってくれました。
同じ日の遅くにチェックインされた日本人女性は広島の方で、この方は以前にもゲストハウス庵に宿泊されたことのある方でした。しかし、それは三年以上前のことで、移転後の今の当館に来るのは初めて。以前と比べて内装の雰囲気が大きく変わったことや、客層が多国籍になっていることに驚いておられました。
この方は広島で活動されている版画家さんで、金沢でも展覧会を開かれることがあり、このたびも金沢に行かれる途中に当館に投宿されたのでした。
この夜はこのお三方がゲストハウス庵のラウンジでいろいろな話しで盛り上がったのでした。🤗

Comments