ゲストハウス庵(いおり)大阪 の斜め前にある北岡会館で、去る1月28日の日曜日に、ふれあい新年会なる昼食会が開かれました!
ゲストハウス庵 が位置する藤井寺市北岡の一人暮らしのお年寄りを対象とした集まりで、昨年の夏にも開催された【ふれあい会】の新年会版でした。
前回は、みんなでお弁当を食べたあと、手品ショーを見たり噺を聴いたりして、その後、私のギター弾き語りの時間を設けていただきました。🎸
そのときは中村雅俊さんの「ふれあい」、かぐや姫の「神田川」、村下孝蔵さんの「初恋」、そして、みんなで一緒に歌える曲として3曲、「夏の思い出」「今日の日はさようなら」、坂本九さんの「上を向いて歩こう」を弾き語りました。
みなさん、じっくりと聴いてくださり、曲の終わりには盛大な拍手をくださいました。🥺
そんなお食事会がちょうど半年後にふたたび開催される運びとなり、個人的にとても嬉しかったのは、私の歌と演奏もまたやってくれと頼まれたことでした。🤗
前回以上に皆さんが歌える曲を、とのことで、いわゆる唱歌を4曲選び、それとは別に3曲、私が熱唱する曲を選びました。いづれもお年寄りの皆さんが歌える曲またはご存じの曲というのが基準でした。
そもそも私はこのふれあい会にミュージシャンとして招かれたわけではなく、北岡地区の一人暮らしのお年寄りの見回りをする福祉委員会の一員であり、ちょうど私が歌と演奏ができるのでやってくれ、という塩梅でした。
今回は、私が見回り担当のご近所さんたちに「また1月にお食事会をやることになりました~!」とお伝えし、さらに、「また歌わせてもらうことになったんですが、何か曲のリクエストはありますか?」と聞いてみました。
そうして聞いて回ったところ、お一人だけ、リクエストをしてくれた方が。
「あの~、昭和40年代のね…。」と、歌手の名前を思い出すのに少し時間を要しています。
昭和40年代…。
違うだろうと思いながらも私は、
「ビートルズですか!?」と聞いてみました。
「いや~、あの~、渋い感じのね~。」
やはり違ったようです。
そのうち、「裕次郎!」とその80代女性。
なるほど、石原裕次郎のことでした…!
というわけで、今まで私のレパートリーに存在しなかった石原裕次郎さんの曲を歌うことにしました。
今回の7曲は、石原裕次郎さんの「夜霧よ今夜も有難う」、かぐや姫の「加茂の流れに」、加山雄三さんの「海 その愛」、そして唱歌4曲は、「雪」、「焚火」、「ふるさと」、「赤とんぼ」にしました。
「雪」と「焚火」は冬の歌として定番ですね。
「ふるさと」は、以前のブログ記事でも触れましたが、現在放映中のNHK朝ドラ「ブギウギ」の劇中で主人公の福来スズ子が何回か折に触れ歌った曲だったので選びました。
また、「赤とんぼ」は、冬という今の季節には合っていないかもしれませんが、しかし、ここ藤井寺市北岡では季節にかかわらず毎週2回、この曲を耳にします。というのも、この辺りのゴミ収集車が「赤とんぼ」を流しながらやってくるのです!朝なのになぜ「夕焼け小焼けの赤とんぼ」なんだ!?と毎回思い、この曲にしました。
去年の12月のはじめに曲を決めて、1月末の本番までの間にできるだけ何回もこれらの曲を練習しましたが、夕方、ゲストハウス庵で小学生の英会話レッスンをしていると、今度はゴミ収集車とは別のクルマから別のメロディーが聞こえてきました。
当館のすぐ外を流れるそのメロディーにその小学生たちは反応してしまい、ニヤニヤする子もいれば、体でリズムを取り出す子もいました。それは、灯油販売のクルマで、「ゆ~きやこんこ、あられやこんこ♬」と、「雪」のメロディーどころか歌声が流れてくるのでした。
子供たちが素直に反応する傍ら、私は私で自分がギター弾き語りで練習している曲が流れてきたので、英会話レッスン中なのに自分がスタジオでギターと歌の練習をしているシーンが蘇ってしまいました。😅
~次週につづく~
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