横浜から、サイクリストの男性がゲストハウス庵(いおり)大阪 に来られました!
近畿地方の指定された33のお寺を巡る、西国三十三所巡りをされている方で、ロードバイクでゲストハウス庵に来られました。「横浜からロードバイクで来られたのですか⁉」と尋ねると、和歌山までは公共交通機関で来て、そこからロードバイクで巡っているとのこと。
西国三十三所の第一番札所から第三番礼所までは和歌山県にあり、第四番礼所は大阪府和泉市の山奥にあります。そして、第五番礼所がここゲストハウス庵の近くにある、大阪府藤井寺市の葛井寺(ふじいでら)です。
藤井寺市や羽曳野市の地元の人たちはこの地域を「田舎だ」「何もない」と仰いますが、それはおそらく、大阪市内へ簡単なアクセスで行ける立地でありながらここ南河内が大阪市内と比べて閑静であることを表しているのではないでしょうか。
一方、この横浜から来られた男性は、チェックインされると同時に、「いや~、都会ですね!」と一言!!よっぽど横浜の方が都会じゃないか、と思いましたが、さらに彼が続けて言うには、西国三十三所巡りを第一番礼所から順番通りに自転車で回っていると、和歌山県の山奥と比較して、藤井寺・羽曳野は都会だ、ということでした~!!
その方いわく、和歌山県の礼所の周りや宿泊施設の周りにはほかにお店等が無くて困ったとのことでした。
確かに、比較対象によって感じ方は変わりますね。
さらに話してくださったのは、その方、西国三十三所巡りを以前もされたことがあるそうで、今回は二回目。それぞれのお寺の場所や行き方はすでに分かっているので、今回は一日に何カ所のお寺を巡るかなど時間の調整がしやすくなった、と仰っていました。
ロードバイクに、以前は後輪の両サイドに下げるバッグを使っていたそうですが、幅を取るのを改善するために、前輪と後輪の間の部分に小さいバッグをひとつ付けるタイプに替えたそうです。また、ペダルがとても特徴的で、あるような無いようなペダルをしています。写真をご覧ください。そこに、専用の靴が嵌まる仕組みだそうです。
チェックアウトの朝、そういったロードバイクのパーツについて語ってくださりながら身支度をされ、去っていかれました。さすがロードバイク、速いスピードで遠ざかっていきました…。
その後、その方が寝泊まりされた寝室をチェックすると、なんと、忘れ物が…。
しかも、なんと、サイクリストなのに、自転車のヘルメットを忘れていってしまいました~!!😅
すぐさまお電話さしあげると、直後にゲストハウス庵に戻ってこられ、ヘルメットをお渡ししたのでした。
いい旅を!!🚴
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