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執筆者の写真GUEST HOUSE IOLY 庵 OSAKA

アマゾン藤井寺へ

ゲストハウス庵(いおり)大阪 に、関東在住のインド人男性が宿泊されました!

仕事で藤井寺に来られたというこの方、amazon社にお勤めだそうです。


藤井寺にはamazonの支社があり、川のそばに大きなビルが建っていて、藤井寺駅から直行のバスもあります。


予約サイトで当館の宿泊予約をされて、チェックイン前日までメールで問い合わせをいただいた際も、とても丁寧な英語の文章を書かれていましたが、実際にお迎えして会ってみると、やはりとても物腰柔らかな紳士でした。丸眼鏡がよく似合う、理知的な男性で、頭の良さそうな雰囲気です。


外国人の宿泊ゲストさんには、外国在住ならパスポートを、日本在住なら在留カードを提示していただきますし、チェックイン時に記入していただくフォームには住所の欄もあるので、それを記入していただく時点でその人が日本在住なのか日本を訪れているのかが分かります。

この方は千葉は浦安にお住まいとのことで、

「日本に住んでどれぐらい?」と聞くと

「9カ月だよ。」とのこと。

「じゃあまだ新鮮かな?」と聞くと、

「そうだね。言葉の壁に悩まされているよ…。」と彼。


ひらがなやカタカナは分かるけど、漢字は難しいとのことで、普段のやり取りにも苦労しているそうです。特に、お仕事で日本語のメールが来るのを、ネット翻訳に頼って訳しているそうで、時にはその翻訳が正確なものかどうか疑わしいこともあり、そんなときは日本語から英語に翻訳した文章を英語から日本語に翻訳し直して同じ文になるか試しているそうです。私もたまにやります。☕


私もたまにやりますが、言語Aから言語Bにネット翻訳して、その文章を言語Aに訳し直したときに元の文章と少し違う文章になっていることがあります。その時は再度それを言語Bに訳してみるのですが、するとまた少し変わった結果となり、クリックして言語Aと言語Bの翻訳を繰り返すたびに違う結果が出続けることもあります…。☕

それを話すと、彼も笑って「それ、僕もやってるよ。」と同意していました。


ネット翻訳で日本語と多言語の翻訳がうまくいかない大きな原因の一つが、日本語では主語や目的語を省略することが多いからだと彼は指摘します。

まさしくその通りだと私も痛く同感するのですが、彼の母語でも、日本語と同じで主語を省いて話すそうです!文脈から分かる場合は英語で言う 'you' などは省くそうです。

確かに日本語と通じる点ですね!


日本に来る前はどこにいたのかと尋ねると、イギリスのスウォンジーだったそうです!

「スウォンジー!?ウェールズの?」と聞くと、「そうだ。」と彼。

イギリスのamazonに入社して勤務していたそうです。

さらにその前には、フランスやドイツにも住んでいたそうで、フランスの大学院で修士課程を修了したそうです。


いろんな国に住んだ彼ですが、東京は世界の大都市と比べてもクリーンで効率的で住みやすいと言います。あとは言葉の壁だ、と話が戻ります。🍵

日本語は独特で、他の言語と似ていないだろう、と彼。

インドでは地域によって言語が違い、インド国内だけで20を超える言語があり、それぞれ異なる言語ではあるけど共通点や類似点はあるとのこと。でも日本語は、たとえば韓国語とも似ていないだろう?と言います。

文字に関してはそうですが、しかし日本語と韓国語は文法が似ていたり、単語によってはほとんど発音が同じだったりすることを私が言うと、彼は驚いていましたが、同時に、前述の主語を省く話になり、日本とインド、同じアジア圏で言語の共通点を見出したのでした。


他にもいろいろ聞いてみたかったけど、言語の話ばかりをしていました。

フランスの話になっても、フランス人は英語が話せてもあえて話さないという定説について議論したりしました。☕


また出張で藤井寺に来ることがあればその時は言語以外のこともいろいろ聞いてみたいです!

また来てね~!

ナマステ~!




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